幸せな音

【ひみつの姫君うわさの王子】【狼陛下の花嫁】二次創作サイト。2012/1/12/開設
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名前を呼ばないで

お題サイト様:確かに恋だった
片恋ゆえに拒否をする恋5題:名前を呼ばないで

夕鈴独白
短め

 
名前なんて、人生のうちで最も書くことも、耳にすることも多い単語。
生まれた時に付けられ、死ぬまでずっと呼ばれるモノ。
呼ばれ慣れてるはずのモノである。

彼女の名前は、汀夕鈴。
未だ独身の国王陛下に舞い込む縁談避けのために雇われた、臨時花嫁(庶民)である。

「ゆーりん」

ひらがなで耳に入ってくるような呼び方をするのは夕鈴の周りで唯一人。
珀黎翔国王陛下――彼女の夫(仮)である。

名前なんて、その人個人を表す呼称でしかないのに、黎翔に名前を呼ばれると、なぜだか体が緊張する。
小犬陛下ならまだしも、狼陛下に豹変すると一気に強張ってしまう。

「夕鈴」

黎翔はわざと意地悪く耳元で囁くことが度々ある。
それも色気のある声で紡ぐから、ずるいと思うのは当然であろう。
しかも、なぜか艶のある表情の中に甘い雰囲気をまとわりつかせるから質が悪い。
演技であるのだから、そんな風に――本物の妃の名前を呼ぶような甘さを滲ませないでほしい。

名前を呼ばれて、触れられて。
呼ばれ慣れてるはずの名前が、まるで違う響きを持つモノに一変する。
黎翔に呼ばれると、他の人に呼ばれる時と何かが違うのだ。
その度に心臓が高鳴るのを止める方法を夕鈴は知らない。

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やっぱり、好きな人に名前を呼ばれると違うと思うのです。
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